屋上で空を#43四年振りの花火大会だった子供たちはすぐに飽きて降りて行ってしまった君と二人並んで空を眺める眩しい光の粒の少し後に空を揺さぶるような破裂音遠くで犬が吠えまた遠くで赤ん坊が泣き続ける花火の大きさに音は比例して身体も共鳴する君の中でも僕の中でも同じ花火がうち上がり感嘆の声がこぼれた