初めまして | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

四十年ぶりに会った人は

ほんの少しの面影を残した

別人のようだった


向こうも僕を見て同じ印象で

お互い初めましてと言った方が

しっくり馴染む


色々あったんだよとその人は言い

お互い頷き合った


そしてあの頃の出来事を

なんとか思い出そうとしたけど


僕は静止画で二枚だけ浮かんで

その人は一枚だけだった


それだけじゃ

懐かしいという言葉は

お互いに出て来なくて

やっぱり初めましてだった