屋上で空を#40 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

巻き上げるような強い風だった


風に吹かれて

空を見上げて思う


風は人が投げ捨てた

愚痴や悪口や嘲笑を

地面からすくい上げて天に放った


可哀想に雲は

次々に姿を変えながら

雲であろうとして

もがいている


鳥は瞬きもせず

ただ浮かんで身を任せている


それが一番だと思うけど

翼が生える気配はない


風に吹かれて

空を見上げて思う