落し穴 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

質問に答えるには

言いたい事の75%位がいい


80%を超えた辺りで相手はもう

満腹になってるのが見えてるのに


言いたい自分を抑えられず

120%まで語ってしまうのが僕の常


何か食べながらだと

それを抑えられるのだと知って

でもそこには落し穴も


気をつけないとね



※僕らは鍋をつついていた。

「中古の家ってこんなに安いの?」

長男はチラシを見て言う。

無粋だけど、我が家で鍋の時はテーブルに新聞やチラシを敷いてその上に鍋を置く。丁度長男の席には住宅のチラシ。


やたらと家に興味を示すのは、恐らく彼女とそんな話をして希望溢れる生活を夢みてるのだろう。


青春っていいな。


そこから長男の質問は、我が家のローンはどのくらい残っているのか、火災保険は?地震保険は?毎月の支払い額は?繰り上げ返済はしたか?


それについて僕は包み隠さず説明する。長男の頭の中では様々な思いが巡ってるのだろうなと思いながら、気付けば妻の餅巾着を食べてしまっていて、妻はえらく不機嫌になってしまった。


食べ盛りの次男はみんなが食べ終えても延々と食べ続けて鍋の中は空。さらにそこにご飯を入れて食べ、お鍋の中は綺麗さっぱりに。


若さっていいな。


僕が、もう鍋は洗わなくていいなと言ったら、妻はフル無視。


まだ怒っていた。