共犯者 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

秋晴れの朝

半袖Tシャツで外を掃くには肌寒い


寒がりの僕なのに

今日はいい日になる気がしていて

そのまま掃くことにした


高校の説明会に行くと嘘をついて

家にやって来る友だちと君は

映画を観に行くらしい


母親同士が連絡を取り合うので

口裏を合わせておいて欲しい


君も共犯者になる訳だ


それで別に観たくもない映画に

行くことになったのに

なんだか嬉しそう


古くなったアスファルトの上には

小さな粒が浮いている


きりがないのを分かっていて

僕はずっと掃き続けた