手と足は交互に | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

窓際の席が空いてなかった


大テーブルの端が

空いていてなければ

帰ってしまうところだった


でもこの席は

充分に落ち着いている僕が

座っているのに

とんでもなく落ち着かない


おかげで僕の落ち着きは

鋭いスライサーで剥がされ続けて


このあと

どうやって席を立って

どうやって扉を押して

外に出ればいいのか分からず

不安でいっぱいだ


せめて背中の空が青かったら

動けない理由をひとつ消せるのに