小さな人差し指 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

夕焼け雲に似合うのは

子供たちの歓声だったと思う


なのに今ではもう

どんなに耳を澄ましても

空の烏と草の虫だけ


昔を懐かしむのは

大人の得意技


慰め合って

慰め合って

ため息ひとつ


手を引かれた幼子が

トンボを見つけて

人差し指を伸ばした


明日

ため息ひとつのあの人に

教えてあげよう