淡い夢 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

「流れに身を任せていくしかない」


ぽつりと言ったその人は

そんな潔さを誰かに

蹴り倒して欲しいと


強引に引っ張って

連れて行って欲しいと


そんな淡い夢を

ただ待っている


燻った火種を燃え上がらせるのは

自分の中にはもうないと

分かってもいる


僕は軽く頷いて

ただ見てるだけ


その人にも僕にも

そんな時間はないんだ


薄く擦れ合って

やんわりと離れていくと

お互い分かっているから