時間泥棒 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

「12時になったら教えてね」

作業中のその人が

僕に依頼する

時計を見ると9分前だった


それからというもの

僕は仕事をしながら

何度も何度も時計を気にし

気持ちの半分は持っていかれ


なのに依頼した当人は

鼻歌まじりで作業をこなしてる


もしも僕が時間を忘れでもしたら

「どうして教えてくれなかったの」

なんて言われる

なんて理不尽な依頼だろう


そして12時20秒前に

その人は作業を終え

僕が教えることは何もなくなった