行く夏に | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

耳を澄まして

ペダルを漕ぐと


草むらでくつろぐ虫たちの

落ち着いた声と


忙しそうな小鳥たちの

あわてんぼうな声


蝉はどこにいる?

あの騒がしい声を

聞きたいのに


僕はこの夏

気付けなかったものを

見つけることが出来ただろうか


蝉はきっとどこかで鳴いて

見つけくれるのを待ってるだろう


僕はもっと

心を澄まさないと


行ってしまう蝉を

見つけられない