月の味 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

窓の外が騒がしいと思ったら
月だった

全然騒いでないのにね
だけど昨日より膨らんでいて

明日はもう少し
膨らんでいるだろう

火星にも追いつかれそうだし
心が騒いでいても不思議じゃない

冷蔵庫の中で見つけた
見慣れないお茶は

友だちと朝五時まで
人生ゲームで遊んだ君が
買って来たものだった

ちょっと変な味がすると言うので
ひと口飲んでみると

信じられないだろうけど
月の味がした