エスケープ | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

魔法の呪文は最初からなくて
叶ったあとで思いついたもの

みんなが桜の木の下で
大騒ぎする前に

トンネルを抜けて
行ってしまおう

躊躇いがちだった指に力が入る頃
僕らはもう外にいた

誰もが見逃してしまうような
小さなきっかけが

人生を大きく変えるのは
よくあることで

偶然でも必然でも
奇跡でもない何かを
ふり返るより

手を握って走る方がいい