心がざわつくと思わぬ言葉が出たりする | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

僕は夕刊を読みながら
チョコレートを食べていた

コーヒーを入れてくれた妻に
一つどうぞと言うと
一番大きくて
一番美味しそうなのをつまんだ

「えーっ、それ?」

「うん」

妻は素早く口に入れた

僕は小さいけど
二番目に美味しそうなのを
最後に残して
夕刊を読み終えると

ランニングから帰って来た君が
僕の背中を通る

「食べる?」

「いいの?」

君は遠慮がちにつまんで
だけど素早く口に入れた

「旨い!」

そうだろうな・・・・