春の足音 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

「お父さん、それ、
まどろんでるんやろ?
それって最強に気持ちいいよね」

僕はリビングで
クッションを並べた上に

ひっくり返った
にぎり寿司のように
寝転がっていた

しかも絶妙なにぎり具合で
君の足音の振動だけで
くずれほぐれる程だった

なのに君の滑舌のいい
はっきりとした
声変わり後の声で

僕の意識はしっかりと
呼び戻されてしまった