僕のコレクション | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

買ったばかりの手袋の片方を
君はどこかに落としてきた

寒いからつけなよと言ったのに
君は上着のポケットに
つっこんだまま学校へ行った

右側のポケットに
右手の手袋だけが残っていた

「ちゃんとつけていかないからだ」

兄は偉そうに口を挟むけど

君にそんなこと言う
資格はない

君の小さな手袋が
片方だけ三つも
右ばかり三つも
僕のコレクションになっている

小さな君がまたもし
なくすのなら
次も左にしてほしい