路傍の蝉 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

長い間を
土の中で過ごし

飛びたって
木に止まり
鳴いて鳴いて鳴いて

終える

見事に仕立てられた
羽や太鼓は神業

そして風に揺れ
いつか蟻が巣まで運ぶ

蝉は
踏み外すことのない
生涯をゆく