回帰 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

少しずつ
少しずつ

君が僕の手から
離れていくのがわかる

君にもわかるだろう?
僕が少しずつ
手を離しているのを

君が階段を上るのと
同じように

僕も何かに向かって
進んでいる気がする

だけど決して
さみしくはない

僕はただ
元に戻るだけだから

蝉の声が
急に聞こえなくなった

蝉もまた
何かに向かって進んでいる