手と手とアイスクリーム | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

真夏のように暑い日だった
君は僕の手をつかんで
アイスクリーム屋さんまで連れて行く

「そんなに引っ張らなくても
アイスクリームにするって」

だけど君は
僕がドーナツを好きだと知ってるから
ぐいぐいと綱引きのように引っ張る

この頃は手をつないで
歩かなくなったなと感慨にふける間に
もう店の中に入っていた

君はいつもの味
僕はいつも新しい味に挑戦して
50%の確率で美味しいのに当たる

だけど今日はハズレみたいで
君は僕のアイスクリームを
ひと口味見したきり
最後まで手を出さなかった