よかった | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

僕は今日
君を誉めなくちゃならなかった

なのに言いそびれ
すっかり忘れて

たった今
目の前で君は
眠りに落ちた

明日朝起きたら
すぐに言おう

それよりやっぱり
今日じゅうに言えたらよかった
今日じゅうに言いたかった

僕が少し動くと
君は目を開けた

僕が顔を近づけると
「何?」と君は言った

僕はヒソヒソ声で
今日の君は偉かったねと
誉め讃えた

君の瞳がだんだんと
顔からはみ出そうな位に
大きくなって

ゆっくりゆっくり
小さくなって
静かに閉じた

今日じゅうに言えてよかった