三つの月 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

帰り道
肌寒い風の中を
自転車で

銀杏並木の
ゆるい登り坂

視線をなぞれば
その先に大きな月

家に着いて
東の窓から眺めると
さっきより随分と小さい

なぜだろう
どっちの月が本物だろうか

僕がこんなに大きかったよと
両手をいっぱいに広げて見せた月が
本物じゃないのは確かだ