君の朝顔 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

支柱が短すぎて
行き場を失って
絡んでしまったつるを

慎重に丁寧に
ほどいて

二階のベランダから
垂らした紐に
巻きつけた

確か朝顔のつるは
どちらか一方向に
巻き付くのだった

だけど
間違っていても

朝顔は自力で
自分の思う方向に
向かうだろう

君だってそうだ
歩くたびに手を握ってきた
君はもういない

だから僕は少し離れて
ただ眺めるだけ