せつなさの栞 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

洗面の踏み台は
もういらないと言うけれど

つま先立ちで
目いっぱい背伸びして
なんとか蛇口に手が届く

鏡の中の君は
僕の胸までもないけれど

そのうち縦に並んで
歯を磨けなくなる

何年か後に今日を思い出し
せつない思いが
あふれ出るだろうけど

最初の一滴は
もう随分と前

今日の一滴は
何粒目だろう




※昨日、クレヨンしんちゃんの映画を
観て来ました。
大笑いもしたけど、切なかったです。

今の時代、親父って存在そのものが
切ないのですね。…しみじみ。