砂場 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

ふと思い出す

砂場で遊んでいた
君のしゃがんだ後ろ姿

穴を掘って
山を作るのは

誰かが仕組んだ
DNAのせいだろうか

創造は壊す所からしか
始まらないのだろうか

靴をひっくり返すと
パラパラと落ちるのは

昨日の乾いた砂と
昨日に忘れた思い

僕に残るのは
君のしゃがんだ後ろ姿

今思い出す為に
自分で仕組んだ栞

そして今また
真っ白な未来に挟む

いつかまた
ふと思い出す為に