だから5個目もいびつなまま | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

仕事から帰ると
君は玄関先でしゃがんでいた

ちょうど5個目の泥団子を
作っている途中だった

いびつな形だけれど
大きさの揃った団子だったのに

僕は「もっと丸く作らないと」って
思いやりのない言葉を落とした

君は「どうして丸く作らなくちゃ
いけないの?」と投げ返した

「だってお団子だから」

君は僕の言葉を
団子の中に押し込んで
5個目を完成させた