君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。



こんな時がいつかは

来るだろうとは思っていた


クリスマスなのに

二人の息子はいない


そりゃそうだ

もうそんな年頃だ


妻と二人だけのクリスマスは

ふりだしに戻っただけ


だけどあの頃とは違って

お互い自分の時間も大事になって

見える景色も変わっている


屋上で

夕焼けの写真を撮るときに

電柱や電線が邪魔だなと

思ったりもしたけど


撮ってみれば

それはそれで風景に馴染んで

いいものだとも思う


ふりだしじゃなくて

新しいゲームの始まりなのだろう