ずっと不妊治療で
つらい思いをしてきたお友達が
待望の妊娠をし
先日
赤ちゃんが産まれました
出産までは
無事産まれてきてくれるか
不安も多かった彼女ですが
出産後は
安堵の表情と
赤ちゃんの愛しさで
疲れも吹き飛ぶくらいの
やわらかな笑顔で
そんな彼女を見ていると
涙が出そうなくらい
嬉しくなりました
それぞれの人生の計画があるから
そこは委ねるところでしかないけれど
彼女のように
本当に心から
赤ちゃんの誕生をのぞむ人たちのところに
赤ちゃんが産まれてきてくれますように
彼女の笑顔を見て
そう願いました。
産まれて3日目の赤ちゃんを
抱っこさせてもらいました
ちっちゃーい!!
産まれたての赤ちゃんって
こんなに小さいんや~。
2500g弱で出産した
お友達の赤ちゃん。
娘こはる(4歳)も
2600g弱で産まれてきてくれたので
この産まれたての小ささに
こはるが産まれた時の感触が
思い出され
こはるの成長を感じて
感動
産まれたての
赤ちゃんって
ほんとに
やわらかくって
あたたかい
愛しさに
胸がキュンキュンします
我が子であろうとなかろうと
どんな生命も
愛しくて
あたたかい
ふと
杉浦 亜紗比さんの本を
思い出しました。
『 生まれる 』
自然なお産で有名な
愛知県にある
吉村医院さんで
第一子を出産
第二子を流産での出産。
第三子を出産
されました。
生きて産まれてきた命も
生きられなかった命も
どちらも愛しい。
どちらもあたたかい。
お産から体感された
命のメッセージが書かれています。
いくらお母さんが
産みたい
と思っても
赤ちゃんは産まれてこない。
赤ちゃん自らが
『 産まれたい 』
そう決意しないと
命は産まれない。
「産んでくれなんて頼んでいない」
と思春期時代に
親に反抗したり反発して
出てくる言葉。
「 あなたが産まれようとしなかったら
あなたはここにはいないんだよ。」
今ここにいる(在る)ということは
産まれようと命を懸けてがんばった
何よりの証。
そして
あなたが命懸けで守られ
愛されているという何よりの証。
そして
親になれば誰もが望むであろうこと
五体満足でない =不幸
障害 =不幸
は偏見だということ。
亜紗比さんは
がん患者さんのサポートをされている
杉浦 貴之さんの奥さん。
杉浦 貴之さんの記事はこちらです。
ご主人さんのサポート活動で
様々な病や障害を持つ方に出会い
病や障害を持ちながら
しあわせに生きている方々に出会い
亜紗比さんの考えが変わりました。
「自分を愛せることが何よりしあわせなこと 」
大切なのは
どんな自分で生まれるかよりも
どんな自分でも愛せるかということ。
親に必要なのは
その精神を教えてあげること。
全てを受け入れてあげること。
「 五体満足で生まれてきてね。」ではなく
「あなたは あなたのままで生まれてきてね。」
と
命に期待するのではなく
ただここにある命を愛し
感謝するようになったと
亜紗比さんは
書かれています。
私たちは
産まれたくて
産まれてきた。
そして
この自分で生きようと決めてきた。
自分に産まれて
すでに大成功
美人じゃないし
可愛くもないし
胸もちっちゃいし
足も太いし
と
色々粗探しが得意な私たちだけど(笑)
粗が最高の魅力
私で産まれてやったー!!
なんやなぁ。
私たちって
みんな成功者で
みんなバッチリ
一人一人
個性があり
一人一人
生き方はちがえど
みんなそれぞれでいいんやなぁ。
どんな自分も愛せたら
どんな人生も愛せる
きっと
自分を嫌いになる体験も
人と比べる体験も
みんな
自分をまるごと愛したいから
なのかもしれないなぁ。
私で産まれてやったー!!て
体感しながら生きていきたいなぁ