ゆうま~る広場-絵本






「教室はまちがうところだ」

蒔田 晋治(まきた しんじ)・作
長谷川 知子(はせがわ ともこ)・絵



この絵本を見たときに
どきどきして
わくわくしてきました目がハートぴかぴか(新しい)


正しい
間違っている
ではなく

こんな風に
みんな
一人ひとりが
自分というものを表現し
互いに尊重していけたら
もっともっと
わくわくして
みんなが楽しい世界が
創造できる気がしてきました。



まちがっていいんだよ
学校はまちがうところだよと
子どもたちが聞いたら
どんな気持ちになるだろうか?

私たち大人も
まちがっていいんだと
聞いたら
どんな気持ちになるだろうか?



この詩は、蒔田晋治さんが中学校で教師をされていた時に
学級新聞で生徒によびかけた詩だそうです。

その詩に長谷川知子さんが絵を描かれました。


子どもも大人も
誰もが
安心して
まちがいながら
みんなで成長していける世界って
素敵だなぁと思いましたわーい(嬉しい顔)ぴかぴか(新しい)





「教室はまちがうところだ」  詩:蒔田晋治  (一部抜粋)



教室はまちがうところだ
みんなどしどし手を上げて
まちがった意見を 言おうじゃないか
まちがった答えを 言おうじゃないか

まちがうことをおそれちゃいけない
まちがったものをワラッちゃいけない
まちがった意見を まちがった答えを
ああじゃないか こうじゃないかと
みんなで出しあい 言いあうなかでだ
ほんとのものを見つけていくのだ
そうしてみんなで伸びていくのだ

いつも正しくまちがいのない
答えをしなくちゃならんと思って
そういうとこだと思っているから
まちがうことがこわくてこわくて
手も上げないで小さくなって
黙りこくって時間がすぎる

しかたがないから先生だけが
勝手にしゃべって生徒はうわのそら
それじゃあちっとも伸びてはいけない



神様でさえまちがう世の中
ましてこれから人間になろうと
しているぼくらがまちがったって
なにがおかしいあたりまえじゃないか



はじめからうまいこと 言えるはずないんだ
はじめから答えが 当たるはずないんだ

なんどもなんども言ってるうちに
まちがううちに
言いたいことの半分くらいは
どうやらこうやら言えてくるのだ
そうしてたまには答えも当たる

まちがいだらけの僕らの教室
おそれちゃいけない ワラッちゃいけない
安心して手を上げろ
安心してまちがえや

まちがったってワラッたり
ばかにしたりおこったり
そんなものはおりゃあせん

まちがったって誰かがよ
なおしてくれるし教えてくれる
困ったときには先生が
ない知恵しぼって教えたるで

そんな教室作ろうやぁ