50代女性のお客様。

若い頃からかなりの頻度で頭痛が起き、その度に早めに鎮痛剤を飲む…と言う繰り返しでした。

ストレスを受けている最中に発生する「緊張性頭痛」。そして緊張から解放されてリラックスした時に現れる「偏頭痛」…こちらの女性は、そのどちらもお持ちです。

それに加えて長年の「鎮痛剤連用性の頭痛」も加わります。


昨日は「オデコの重さと左コメカミの頭痛」を訴え、「パニック」から来る頭痛と考え、イライラとパニックに使う漢方薬で治りました。

そこが良くなると、今度は「左コメカミから耳の後ろを通り、首筋にかけてのズキッとした痛み」を訴えます。お仕事がら、恐らく「第四の頭痛」と言われている「後頭神経痛」では?と考えそれに効く漢方薬をお飲み頂き、そちらの頭痛も取れたそうです。

テレワークやモニターを凝視する仕事をしている方に多いですね?


こちらの方は、例えば口腔にトラブルが起こると、決まって頭痛が消えます。

つまり気持ちが他のことに集中していると頭痛を忘れ、口腔トラブルが治ると再び頭痛が現れる…と言う具合です。つまり、真の原因は「不安神経症」「パニック障害」…と言われる「心の病気」であることが分かります。


その時々で漢方薬を変えて痛みを治めていく訳ですが、元にある「原因」を治さないと痛みはずっと続くでしょう。その原因が「性格」…考え方の傾向ですね?

性格から判断するに「真面目で、周りから自分がどう見られているか?」を非常に気にするタイプ…周りに気を使い過ぎて「消耗」してしまうタイプです。

ある意味「危機管理能力」に優れ、神経も「鋭敏」です。鋭敏過ぎて「過敏」になっているかもしれません。勿論「良い部分」もたくさんある性格ですが、本人にとってはなかなかにお辛いですよね?


と言うわけで、根底に隠れている「ネガティブな思考性」を解放してくれる漢方薬を毎日お飲み頂くことに…

このタイプは「お酒やタバコ」でストレスを発散しますが、こちらの方はお酒が飲めないので、お酒の代わりに漢方薬を飲む…と言う感じですかね?

続けるうちにいつの間にか「性格が変わったような」気になるから不思議です。







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