40代女性の多岐に渡るお悩み…

普段は「当帰建中湯」等をお飲み頂いております。

「肛門痛と歯茎の痛みと鼻血に何が良いでしょう?」とのメール。

何だろう?痔かしら?共通点は?

何れにしても「肺」が冷えているんだろうな?


「心肺を温める」漢方薬を指示…

その後しばらく音沙汰無く、数日後のメールでは

「頬骨、目頭、目尻、オデコ、こめかみとあちこち痛みます」

それと「腹痛」もある…とのこと。

腹痛と言っても場所も色々あるしね〜とは思いながら、この時間はお客様も忙しいでしょうし…

ここまで来たら自分の「勘」だけで勝負してみよう!と決意。


「ところで前回の肛門痛と歯茎の痛みはどうでした?」

「指示された漢方薬で取れました」…と言うことは…知らんぷり一回頭の整理。


また同じ漢方薬と、自律神経の薬をチョイス。直ぐにお飲み頂き返事を待ちました。

数時間後…「大分痛みが柔らぎました!」との連絡があり、

大きく間違ってはいなかったようだ…とホッと一安心。音譜


ご相談の内容は様々ですが、一番難しいのは突然「症状」のみ訴えられた場合ですね?

その症状の「原因」を探し当てるのが私達の役目ですが、今回は問診無しで

症状を寄せ集めて「原因を推測」する…と言う荒技を使いました。

(その方の職業や、日常の動き等の必要最低限の情報は押さえておく必要があります)


本当はジックリ問診が必要なんでしょうが、お電話でのご相談などでは

「限られた情報」の中でスピーディーに処方を決めなくてはいけない場面が多く、

咄嗟に点と点を繋ぎ合わせる「想像力」が必要になるんです。

今回は「想像力を鍛える」良い機会にもなりました。

ありがとうございます🙏





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