70代女性のお客様。
顔に湿疹ができた…とのご相談。薄いピンク色で、痒みがある。
その他に随分前から「風邪っぽくて喉がヒリヒリする」状態が続いていた…とのこと。
先ずは「痒み」によく使う漢方薬で様子を見ることに…
翌日…
「痒みは良くなりましたが、何だか湿疹がピリピリしてきました」と連絡があり、「あれ?」と思いお店においで頂くと、どうやら「帯状疱疹」のようでした。
春のこの時期に多いですね?最近は若い人にも多く見られます。
「何かストレスを感じることがありましたか?」
「はい、思い当たることがあります。病院に行くべきでしょうか?」
「抗ウイルス剤を使っても良くならないお客様が多いのは確かですが、どうしますか?」
「では漢方薬でやってみます!」
粟粒状の発疹ができて、チクチク痛かったのが翌日から無くなりました。
発症後間もなく治療を始めましたので「水疱」になることもなく、大きく広がることもなく「カサブタ化」してきました。水疱にならないので、跡がついたりシミが出来たりしません。
他の場所にも出る様子はありません。
一週間後の現在は乾燥して、赤みも薄くなってきました。
あとはカサブタが取れれば完治です!
大人には移りませんし、お風呂もOKです。
ただ、水痘症になったことのない乳幼児には、水疱から感染することがありますので注意が必要です。
帯状疱疹は時間が経つと形状も変わり、使う漢方薬もそれに伴って変えていきます。
現在、どの時期にいるのか「見極め」が非常に重要です。治し方は風邪と同じです。
正直「時間との戦い」です。最初のボタンをかけ違わないようにしっかり「証」をとります。
「免疫力」を維持する為に暴飲暴食は慎み、疲れることは避けて「休養」してください。
最近、若い方にも「帯状疱疹」が増えてきました。
一刻も早く治療を始めることが大切です。
私は治療には「漢方薬」を一番に試して頂きたいと思います。
「抗ウイルス剤」より漢方薬の方が効き目は鋭いと感じています。
痛みや痒みなどの「苦痛」が直ぐ取れ、「早く綺麗に」治ります。
ただ、その人によって、また時期によって使う漢方薬は違います。
「微調整」のテクニックも必要です。何を使うか、何を選ぶかが重要なポイントとなります。
風邪を漢方薬で治せないと、帯状疱疹も漢方薬で治せません。絶対無理です。
日頃から風邪を漢方薬で治してくれないドクターに「漢方治療」をお願いしても、恐らく断られます。
アンテナを張って、腕の良い「漢方専門店」を見つけておくことが大切かと…
※今日は出張のため、休業致します。
明日は通常通り営業いたします。
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