イベント:挑戦と希望の地域支援&他機関との連携・その2 | ブルーアイランド

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イベント:挑戦と希望の地域支援&他機関との連携・その2

 

厚生労働省「患者調査」による、精神疾患を有する総患者数が、令和2年度調査で614万人(外来:586万、入院:28万)平成29年度調査で419万人だったのが、前回より200万人程増加し、30人に一人が、20人に一人という状況の変化に、国はどのような支援対策を打ち、精神疾患の予防対策を具体的に打っていくのか、問われています。

 

このように精神疾患者が増える中、NPO法人として精神障がい者の地域生活を支援する法人として、どのようにミッションを達成していくかという課題の中で、今回は精神障がい者の地域生活を具体的に家族と共に支援する訪問看護ステーションの真摯に対応している姿を見える化することで、精神障がい者にとって最適な訪問看護ステーションを知ってもらうことがテーマであり、選択する時の基準に応じた訪問看護ステーションを選択することによって、自分の生活を整えることになり、次のステージに進むことで、新たな支援が求められることになり、訪問看護ステーションとしては継続的に支えながら、他機関との連携によって利用者の要望に沿う支援を提供することで全人的な支援につながると思えます。

 

このように利用者に対して、真摯に伴走する訪問看護ステーションがより支援を深めていくことを発信するために、今回のイベントの目的であり、挑戦と希望の地域支援という最初のタイトルに記載したごとく、挑戦と希望についてのイメージを記載します。

 

挑戦的な姿勢とは、現状に満足せず、常に改善を目指す姿勢を指し示し、この姿勢は、精神障がい者の支援において必要不可欠な姿勢だと思えます。

・新しい支援方法を発見することは、既存の方法にとらわれず、より効果的な支援方法を模索することで、支援の質を向上させることができます。

・困難に対する柔軟な対応を試みることで、新しい課題や問題が発生した際に、柔軟に対応し、解決策を見つける力が養われます。

・自己効力感の強化は、挑戦する姿勢を見せることで、精神障がい者自身も自分の力で困難を克服する意欲を持つことができます。

 

希望は、精神障がい者にとって回復の原動力となり、希望を持つことで、未来に対する前向きな展望が生まれ、自分自身の力を信じることができます。

・希望を持つことで、治療やリハビリテーションに積極的に取り組む意欲が高まり、回復意欲の向上になります。

・希望を持つことで、自分自身を肯定的に捉えることができ、自己肯定感が向上し、ポジティブな自己認識を持つことが出来ます。

・社会参加の促進には、希望があることで、社会との繋がりを求める意欲が高まり、積極的な社会参加が促進されます。

 

精神障がい者の地域支援において、挑戦的な姿勢と希望を持つことは、単なる支援を超えて、その人の人生全体を豊かにするための鍵となります。

 

支援者は、常に前向きな姿勢で新しい方法を模索し続け、希望を持ち続けることの重要性を認識することが求められ、このようなアプローチが、精神障がい者のより良い未来を築くための原動力となります。