フォーラムに参加しての気づきや学びの報告! | ブルーアイランド

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青い空を撮り続けながら、日々の出来事や出会いを通じて気づいたことを掲載するブログです。

先日、地域支援の連携を考える「語ルシストの会」の5月の例会を開催しましたので報告&所見を記載します。

 

今回は4月27・28日に佐賀県での第1回精神科訪問看護フォーラムin佐賀~精神科訪問看護の未来を想像する~という研修会にココロとカラダのリハビリステーションほのかのスタッフ5名の方が参加されてこられたので体験報告をお願いしました。

 

以下、4名の方の報告です。

講演で講師の話の中で利用者の主体性を最大限生かした訪問支援をすることが訪問看護として大事であるということを聞いて、改めて訪問看護について振り返ることができたフォーラムでした。

利用者の主体性を活かしたケアをするうえで、担当しているリハビリにも通じる内容で、利用者の方に対して無理に実施して嫌な気持ちにさせることなく、楽しく実施するには利用者の方が主体的に決めてもらって実施するほうが、利用者にとってもスタッフにとっても最良のケアプランになると思いました。 

 

精神科を対象にした研修に初めて参加して理解できるとこと難しく感じて現場で使えるのか、と思いながらフォーラムの講演に参加しました。

初日の講演で言葉掛けについて、なぜ、どうして、という言葉を使うと相手が威圧や萎縮すると言うことを聞いて、現実の訪問で利用者の方にとても使っていることを自覚することになり、これからもっと利用者の方が萎縮しないで答えられる言葉掛けをしていくことに注意しながら日々の訪問を行っていくフォーラムになりました。

 

フォーラムの感想ですが、初日の講演の主体性や自主性を活かした支援を実際行っているのか、ふりかえることになりました。

事例として、自立支援医療費に関する資料が送られてきたときに利用者にどのように対応しているか、適切な対応ができているかふりかえり反省することになりました。

ひきこもり支援についての講演では、切っ掛けがあれば誰もがひきこもる現状にあるので、よき理解者を作ることが家族にとって大事であり、ひきこもりに関しては、訪問看護として家族が通院しているという状況でないと介入できないので、家族から相談受けたときの支援として、どう対応して支援していくべきか考えることになりました。

 

第1回の精神科訪問看護のフォーラムに全国各地から参加されていて、精神科の世界にこれほど積極的に参加されている方を見て純粋に凄いと思いました。精神科の方は調子の波があるので、それに振りまわされたり巻き込まれたりすることに自分が気づきながら、それを受け入れながら支えていけたらよいなと思いました。

今まで県外での研修に行くときは、一人か二人ぐらいで行っていましたが、今回は5名の方と一緒に行ったので、何だか旅行気分に浸ることができて楽しかったです。

 

参加された方達が講演やWRAPの体験などから得てきたものや気づきを現場でいかに活かして、効果を得るための実践を行うか、実践によって研修会に行った費用対効果が生まれることになるので、得たものを無駄にしない為にも日々自らの専門職としての課題と向き合って、最善の支援を利用者に提供できるためにも職場や多職種の仲間と検証する場を持つことが惰性やマンネリ化を避け自分自身の活性化や前向きな気持ちにつながると思えます。