久しぶりにイオンモール宮崎に甥のyamakeiが作品を展示(2階ホール)していたのとアジアン雑貨・金土日の絹川氏が「宮崎みんなのマーケット」という展示会(1階スペースコート)を主催しているので行ってみる。
甥のyamakeiは漂白画家として独特の制作方法で作品を制作して独自のアートの世界を生み出しているとこにアーティストとして評価しているとともにリスペクトもしている。
誰もが観たことのない新しい世界を構築することがアーティストとしての使命であるし、そのことがワクワク感として制作を継続させ、観る者にアートの魅力としての新たな感動を与えるのだと思える。
ただ、そのような人生を選択するには経済的な厳しさも受け入れることにもなるので、アートで生きるにはどこかで覚悟が必要なことになる。
日本では、アーティストに対する国などの支援があまりにも薄いし、作品に対する評価が権威主義的であるためにどこかの団体に所属することが日本で生きていくには必然で、在野で無名であることは評価の対象外になる社会である。
鑑賞者も権威に左右される見方をすることで、権威の肩書きのある限られたアーティストを支持してしまう現実、もっと自分の感性を信じて作品を観ることが、若い或いは無名のアーティストを精神的・経済的に支えることになると思える。
YAMAKEIARTのページは、以下です。
https://www.youtube.com/channel/UC-Vdlnnk0vg5FHz6O-t2j5g
https://www.facebook.com/keiichi.yamada.5
絹川氏とは、20数年前にネットに「陽転市場」というモールを開いている時に色々な工芸家を紹介してもらったり綾の金土日の店に息子と行ったり新しい商品がバリなどから送られて来た時に積み荷を降ろしたり展示を加勢した時期があり、今も会ってはハッピーな気分にしてくれる知り合いである。
今回の展示は、絹川氏の個人的なつながりのある19名の工芸家の作品をセレクトして展示販売する企画をプロデュースしたそうである。
絹川氏の独特の感性が現れた展示会になっていて、購買意欲を刺激する語りを聞きながら楽しんで拝見する。
(2021年11月にFBに記載)