前回、記載してから2ヶ月ほどが経ってしまいました。
個人的に色々あると、今までになく興味を持って情報なり初見を発信する意欲が中々湧いてこないのが現状です。
ただ、インスタグラムには「今日の1枚」というタイトルで、毎日散策した時に撮った写真を1枚選んでアップしていて、もう1年ほど継続して掲載しているとこです。
写真は、食事と一緒で日々特別なことではないので撮ることができて、意識的に興味や伝えなければという大義名分がなくても無意識にそれを踏まえて撮っている気がします。
書くという行為は私にとって日々の食事ではなく、特別に食べに行くという行為なので、何を食べに行くのか、というように意識化しないと行為が成立しないのと一緒で、何を書くのか、という事が明確でないと書く行為が成立しない状況なのだと理解しているとこです。
今までは、日々の中で起きる出来事を自分事として想像できたり、私に関わる固有のものであれば書くという行為を突き動かして断然意欲も湧いて書いていたし、ちょっとしたことでも想像力を持って書けていたことが、近頃、想像力が枯渇してきているのか、自分の身にふりかからないと書けないのではないかと思ったりしているとこです。
彫刻家の佐藤忠良氏が40歳を過ぎると感性は必然的に衰えてくるので、如何にそのことを自覚して制作に取り込むか、低空飛行であれ車輪が滑走路につかない限り現役として打ち込むが、車輪が滑走路についたらきっぱりと引退することがアーティストとしての最善の生き方だと言っていたのを、記憶として思い出す、今日この頃です。