歴史の話:名前「諱」(6) | youkiさんのブログ

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嵯峨天皇の時代:「唐風の諱」を取り入れた訳で。

当時は日本においても「唐」の「諱」を真似て「系字」が使用されました。前述しましたが嵯峨天皇の皇子には。「良」の字が使われています。

52代:嵯峨天皇:業良・正良・基良・秀良・忠良。
 (良)
53代:淳和天皇:恒世・恒貞・基貞・恒統。
(恒・貞)
54代:仁明天皇:道康・宗康・時康・人康。
(康)
55代:文徳天皇:惟喬・惟條・惟彦・惟仁。
 (惟)
56代:清和天皇:貞明・貞固・貞元・貞保。
(貞)

嵯峨天皇より5代。その「親王位」にあった皇子の名を上げておきました。
「唐風の諱」。更に「系字」をしっかり活用した訳です。
しかし。ここから「日本独自」の「系字」が新たにスタートしていきます。