「嘔吐恐怖症について①」の続きです
診察室に呼ばれる間も、吐き気、水様便のため何度もトイレに行き、手にはエチケット袋を持ち、着ていたパジャマのままだったし、ものすごい病人だったと思います。笑
先生に話をし、「吐き気止めを打ちますか?」と提案してもらったので、注射で打ってもらい、整腸剤を処方してもらい、そのまま帰宅。
※もちろん診察中も吐き気の波があるので、看護師さんにみてもらいながら吐く構えをしていまいたが、吐き方がわからないので、「どうやって吐いたらいいんですか?」と涙ながらに訴えていました
帰ってからも、翌朝まで嘔気と水様便は続きました。
脱水にならないようにと「OS-1」を1滴ずつ飲みました。それが精いっぱい。
朝が来るまで、5~6回?はトイレに駆け込んだような記憶があります。
もちろん、吐くのが怖いので1回も吐いていません。出し方がわからないのです。
喉まできているのはわかるし、今にも出そうだし、胃液なのか口の中に酸っぱい液体が現れて、、、なのに空気しか出ないのです。
なので、ひたすら下から出しました
※実はこれまでトイレで吐いたことがなく、これまでもビニール袋に吐いていたのでトイレでの吐き方がわかりませんでした
※便器に顔を向けている状態も、潔癖の私からしたらすごく嫌でした。
そして翌日は仕事をおやすみし、横たわっていましたが、お昼にはほぼ回復し(水様便は続いてましたが)、食欲もでてきたのでポテチを食べました。笑
※ひたすら下から出したのが良かったらしい
水様便もそろそろ止めた方がいいかなと思ったので整腸剤(ミヤBM)を飲み、1回飲んだだけなのに効果絶大だったので、1回きりで終了。笑)
もともと胃腸は強い方だと思われる
1日で回復しましたが、胃のムカムカは若干残っていたので、2週間くらいはご飯も少なめでした。
※そのあと、夫に移り、私の母にも移りました(ごめんなさい)
その一件以来、わたしの嘔吐への恐怖は強まり、勢力をあげ、毎日「見えない菌」と戦っています。
おかげで私はご飯は満腹まで食べれないし、お肉が焦げるまで過熱したり、石鹸での手洗いを異常なまでに気にしてしまいます。
もちろん、感染菌により、お嬢が自家中毒を発症するリスクがかなりあるので、そのこともかなり気がかりなのです。
※特に子供はどこに触れたかわからない手で口にいれたりするので敏感です。
そこから5年以上経ちますが、あの恐怖がいつ襲ってくるのかと思うと冬は憂鬱です。
同じように嘔吐恐怖症の方がいると思いますが、私は人に話すのは恥ずかしいなと思っているので、家族や友達には言えていません。
話したところで、「誰だって吐くのは嫌だよ」とか「そんなことばっかり考えてどうするの」って言われるのが目に見えているからなんですよね。
「恐怖症」なんです。この言葉の重さがうまく伝わらないんですよね。ほんと病気なんです。
だから楽しめないことも多い。冬は外に出るだけで菌をもらいそうだと思うし、病院に行くのも他の感染菌をもらいたくないからマスクは二重でできるだけ会話もしたくない。
恥ずかしいけど、ほんとは保護メガネとかビニール手袋とかして子供と接したい
それぐらいに怖いし、トラウマです。もう、ノイローゼに近いかもしれない。
(常に食欲はないです。特に夜は一番食欲なし。)
しかも最近は毎日、謎に胃が気持ち悪いし。それで夜に眠れないのがきつい。睡眠ぐらいしっかりとりたい、、
と、嘔吐恐怖症と共に歩んでいる34歳でした。
同じ恐怖症をお持ちの方もいらっしゃると思います前向きにとは言えませんが、克服できる日がくればいいなと思います
お読みいただきありがとうございました
↑すごく笑ってるお嬢(6歳)
↑カメラを向けるとそっぽ向くボクちゃん(3歳11ヶ月)