「2人目は体外受精でした②」の続きです
体外受精でないと妊娠が不可能とわかったので、すぐにクリニックと契約をし、通い始めました。
わたしの「体づくり」がメインになるので、たとえ生理はきちんときていても、
生理の周期を作るところから始まりました。
ピルを飲んで生理周期を整える、これが結構しんどかったです。
「副作用に吐き気・嘔吐がある」と看護師さんに言われ、、、
嘔吐恐怖症の私にはリスクしかないと思ったので一瞬で青ざめましたが、、、
飲むしかないんですよね。体外受精をするからには。
なので頑張りましたよ。
ありがたいことに、言われた副作用もなかったです
一度だけピルと頭痛薬の相性が悪かったのかものすごいめまいがあったのは覚えています。
ピルのせいかわかりませんが、冷や汗が出たり、情緒不安定になっていました。
それから、毎朝、自分のお腹に注射をして卵子を育てる。
これもキツかったなあ、、、
一度注射をしたところは筋肉?が固くなってなかなか刺さらないから、
毎日場所を変えて注射をするんです。痛いし、なんか虚しいなと思いながらやっていました。
私の体から卵子を抜く、外で精子と結合したものを再度私の体に入れる。
大がかりな手術ではないけど、やっぱり体にはとても負担がかかっています。
卵子を取り出すときには「静脈麻酔」をしました。
最初の1回だけ、こんな感じで採取していきますとモニターを見ながら説明されて、
数個あるので、体への負担を考えて静脈麻酔で眠った状態でした。
15個くらいだったか、採取できたと言われました。
けど、精子とうまくくっついたのは2~3個だけでした。
あとは、くっつかなかったり、変形していたり、、、
その後、卵子と精子がうまくくっついたら、その受精卵を私の体へ戻す。
それから着床するかしないか、というドキドキで毎日を過ごしました。
ありがたいことにわたしは1回目の体外受精で着床し、妊娠することができました。
着床したら次は膣から薬を入れる。
これは何の薬だったかなあ、、、着床の手助けをしてくれるもの??
座薬のような白い小さな卵のような薬だったと思います。
このときに「一人目の妊娠は奇跡の中の奇跡だったんだ」と思い知りました。
妊娠って簡単にできることではないと痛感しました。
そして妊娠できない期間のストレスは計り知れません。
「二人目は?」とか「妊娠したよ(報告)」という言葉がどれだけ辛いか、、、
経験してなかったらこの気持ちはわからないし、もっともっと悔しい思いをしている人はいる。
とても貴重な経験だったなと思います
必要としている方にこの文章が届きますように。
↑公園に行きたいと言われて来たのに、遊具で遊ばない2人