激辛ブームの「火付け役」は、湖池屋の「カラムーチョ」だと言われています。
当初は苦戦したものの、大人向けのスナックとして受け入れられました。
私も好きです。
今日のお昼は、名古屋メシのひとつ、「味仙」の「台湾ラーメン」です。
勢いよくすすりますと、間違いなくムセますのでご注意ください。
久しぶりですが、変わらない刺激を楽しみました。
🌶🌶🌶です。
辛さ控えめ🌶の、「台湾ラーメン・アメリカン」もあるのですね!(写真左↓)
★同席者がご協力くださいました。2杯たいらげたわけではありません^_^
写真右の、従来の「台湾ラーメン」と比較して、スープの色が違います。
ご馳走様でした
辛いものも好きですが、実は甘い物も大好きです。ただ、不満を感じるのが、こと日本においては、「甘さ控えめ」ほぼ一択であること。「甘さ控えめ」は、他に「甘さ普通」や「甘さMAX」などの選択肢がある、という文脈ではなくて、それ自体がセールスポイント扱いなのです。こちらは甘さを求めているのだというのに!
甘さ普通を用意せずに「控えめ」を提示するのはなぜ?激辛はあるのに、なぜ激甘がない?
考えられる理由は、、、
甘いものから連想される「肥満」や「虫歯」などのネガティブなイメージが緩和される
もともと特別な日にしか味わえなかったはずの甘味を、特別でない時にも口にできる
充分甘い製品を「控えめ」と呼ぶことで、まだまだ甘くできるけど、このくらいにしときましたー的な、謙遜しつつドヤる高等テク
このくらいでしょうか。この結果、消費機会・消費量ともにノーリミットとなり、売る方の仕掛け、マーケティングとしては大変有効と思われます。
でも、やっぱり、甘さ普通は、あると嬉しい
味覚のうち、基本味である甘味旨味苦味酸味塩味の5つは味細胞の味覚受容体で感知されるのに対し、辛味は痛覚を介して感知されます。
甘味イコール栄養(糖分)ですから、進化の過程でわずかな甘味にも敏感に反応するように適応してきた受容体(センサー)は、一方で、強い甘味には鈍感(閾値が低い状態)になってしまったのかもしれません。
生理学的検証は専門家にお任せしますが、センサーの限界点はおそらく辛味の方が先にあり、辛さに「挑戦」し、新しい体験を楽しむことが、「激辛ブーム」の本質ではなかろうかと考えるものです。