ここ数年、いわゆる五十肩と付き合っております。もともと親密な交際を望んでいたわけではなく、できればさっさとお別れしたい相手なのです。


ところが、相手には別れる気は全く無いようで、最近特にしつこく絡んでくるのですえーん。まるで、常に腕にすがりついているように、、、。


肩の可動域が狭まって痛みもあり、とくにシャツや上着を着たり脱いだりするときに難儀します。


なので、別れ話を、進めます。


五十肩は、正しくは「肩関節周囲炎」というそうです。これまでは、ちょっとくらい痛めても自然に治っていたような気がするのですが、、、加齢による衰えを潔く認めて、根本的な対応をいたしましょう。


(引用・間庭整形外科さまHP)


痛みもあり、可動域が狭くなった状態でずるずるきてしまいました。長期にわたり肩関節の硬さ(拘縮)により肩が上がらない状態を「凍結肩(frozen shoulder)」と呼びます。


凍結肩に対しては、まずはストレッチや理学療法士等によるリハビリ(通院および自主練習)、炎症を抑えるための鎮痛薬、物理療法などの治療が考えられます。このような治療を継続してもなかなか改善しない場合や、凍結肩になってから時間が経っている場合、マニピュレーション(関節受動術)を行います。


マニピュレーションには、外来で日帰りの「サイレントマニピュレーション」と、入院と全身麻酔が必要な関節鏡視下関節受動術があり、私は前者の方で。ちなみに保険が適用になります爆笑

どんな治療なのかと言うと、要するに、関節の潤滑油の袋が癒着してしまい、潤滑油が全体に行き渡らなくなっているので、無理矢理関節を動すことで癒着した所をひっぺがす、そういうことのようです。

治療の流れは、
1. 肩関節周囲に麻酔をかける
2. 最大可動位置(最大挙上位)まで肩を上げる
→関節包組織を下から前へ剥がす
3. 肩を外に回しながら下げる
→前方の関節包組織を下から上へ剥がす
4. 肩を水平に内転、内旋
→後方、下方の関節包組織を剥がす
5. 伸ばして全体の矯正
→あちこち剥がす

関節包組織を剥がす際、ミシミシ断裂していく感触があるそうですガーン

そりゃ麻酔は必要でしょう!
書いていてちょっと怖くなってきました。

術後、エコーで、ちゃんと剥がれていることを確認し、痛み止めを注入して終了。

麻酔で腕が上がらないため三角巾固定で帰宅します。可動域の改善には、翌日からのリハビリ加療が最も重要だそうです。

肩を限界まで挙げるので、骨粗しょう症の方は骨折のリスクが高く、実施できません。まずは骨密度検査から、ですね。


手切れ金というか慰謝料(医者料爆笑)は、保険適用で¥10000程度だそうです。結果報告は来月になると思います。