積立投資信託でよく聞く単語


ドル・コスト平均法


FPの教科書によりますと、「株式等を定期的に一定額ずつ購入する方法」とあります。



一定額ずつ購入するので、価格が高いときは少しの株数を、価格が低いときは多くの株数を買うことになります。したがって、長期的に行うと、平均単価が低くなる効果があるといわれています


以上、FPの教科書より引用



教科書の記述なのに、「いわれています」って?

検証され、理論として確立したものじゃないの?


そうは言っても、投資や運用に回す資金の少ない人、毎月の賃金から少しずつ、という人には、「天引き効果」が確かにありそうです。


一方で、株取引には手数料がかかります。ネット証券ではほとんどゼロのところもありますが、少額・多数回の取引は、手数料が嵩むんじゃないのかな?


金融機関が積立を勧めてくる理由は、そんなところなんじゃないでしょうか。


あと、社員持株会で失敗した件で前にも書いたかもしれないですが、同じ銘柄を買い足していくというのは、分散投資の鉄則に反する気がします。


たまたま株価が下がって、もっと多く買いたい時にも一定額しか買えないのですから、チャンスを逃すことになります。もちろん、買ってはいけないタイミングでたくさん買ってしまう愚行は避けられるので、、、


控えめにいって、ドル・コスト平均法は、

「良くも悪くもない」


というのが本日の結論。