親愛なる皆様こんにちは
中井耀香です
お陰様で「令和占い」まだ発売前なのに
Amazon3位でスタートすることができました
占いカテゴリーや心理学カテゴリーとかの部門別じゃなくて、
Amazonの本の全体の3位
でしたので、それはそれは有難くびっくりする事でした
※まだ画像も入ってない時です。
4年前に「神様があなたのそばにやってくるすごいお清め」で著者デビューさせて頂いた時に
神様があなたのそばにやってくる すごい「お清め」 1,190円 Amazon |
発売前に占い部門で2位になっていて、
その時の出版プロデューサーに「占い部門で2位になってます~!」って連絡したら
「Amazon全体の本のカテゴリーで100位に入ってないとあんまり意味ないよ」とサラッと言われて
なんだか出鼻をくじかれたことを思い出しました。
その時は右も左も分かんなかったので、沢山いろんな人に騙されました。でもお陰様で業界のことも良く分かって来ましたし、悪い人って結構居るんだなって事も理解しました。
でもそれは人口比的に致し方ないのだと思います。
世の中は寸善尺魔ですからね。それを知って生きるのと知らないで生きるのでは生き易さが違って来ると思うのです。
詳しくは2冊目の本をどうぞ
とそんな事を思いながら、毎日ランキングを嬉しくて眺めておりました。
お陰様で数日は100位以内にランクインしておりまして、まだ発売してませんのに何とも有難いことでした。
そこで、最近ってどんな本が売れてるのかしら?と思いながらランキングを眺めていたら
(乃木坂の子や羽生結弦くんの写真集や英会話の本やホスト界の帝王Roland様の本など色々ありました笑)
昨年お亡くなりになった樹木希林さんの
「一切なりゆき」っという本が気になりましたので
それをぽちっと買いまして拝読させて頂きました。
一切なりゆき 樹木希林のことば (文春新書) 864円 Amazon |
実は樹木希林さんを取材した事があると仰る編集者さんを2人知っていて、人となりを又聞きで聞いていたんです。
立派なお家にお1人で住んでらっしゃって、物が何にもない家なんですよ~っとか
マネージャの方が亡くなくってからはお1人で仕事のマネージメントもされていて
携帯電話も持たず、全て依頼はファックスのみ。ファックスする際に一番前に付けるfax送付状は紙がもったいないのと、すぐに紙が無くなるから付けて来ないでと叱られたとか(笑)
最後まで物を使い切ることを大切にされていたので、お洋服もリメイクされたりをご自身でしていて、全部の服の内側に小さなポケットを付けて、「Suica」を入れてそれでどこまでもいらっしゃるんですよっと話していました
本文にも靴は長靴も含めて3足と決めていると書いてありました(凄&流石!
コース料理などを召し上がる時も、
「こっちはいつ死ぬかわかんないから食べたいものから持ってきてちょうだい」と順番をシェフの都合じゃなくて、希林さんが召し上がりたいもの順にさせていたなどをお聞きして、「流石樹木希林」だねって感じで一緒に大笑いしたりしてました。
そんな私の中の「又聞き希林さん」のイメージが「一切なりゆき」の中でそのまんまで
この本で、希林さんの中の大切にしている価値観を共有して頂けて、ページを読み進める毎に
「なるほど!、なるほど!」と頷きながら赤線引いて付箋を貼りまくりました。
全体を通して希林さんが一番大切にしている事は「始末する生き方」
なんだと感じました。
それが希林さんの哲学なんだなっと。
生き方にはその人の哲学が現れるのだ!
始末するってことが最近の日本人にもしかして一番欠けているのかもなって思ったんです。
物を大事にしないことや、
自分を大事にしないことや、
何でも人のせいにする所や、
すぐに勝手にひがんだり妬んだりする所や
誰かや国がどこかで何とかしてくれるという依存心や
そんなこんなが全部今の日本人の「始末が悪い」って事なのじゃないのかな?って読んでて思ったんです
本文から少し拾ってご紹介すると
・わたしは自分のことで人を煩わせるのがすごく嫌なんです。自分のことを自分で始末していくのは大人としての責任だと思うから。死を感じられる現実を生きられるというのはありがたいものですね。
・お金がなくて人が雇えないなら別だけれども、いちおう稼いでて人を雇わないでやるっていうことはね、へたへたになって帰ってもご飯つくってやるということがね。だから役者やったときにひとつのせりふで胸に来るんですよ。
・自分の始末は自分でするという日常生活は、できる限りやったほうがいいと思います。私は仕事の現場には自分で車を運転していきますし、都内なら山手線やバスを乗り継いででかけます。ダメなときは「すみません」って言えればよいのではないでしょぅか。
・モノがあるとモノに追いかけられます。持たなければどれだけ頭がスッキリするか。
・みんないずれ死ぬんだけど、死ぬまでの間に、残したくない気持ちを整理しておくといいですよね。会っておくとか、話しておくとか。
・最近のわたしは"きょうよう"があることに感謝しながら生きています。教養ではなく、今日、用があるということ。神様が与えてくださった今日用をひとつずつこなすことが日々の幸せだし、最後には十分に役目を果たした、自分をしっかり使いきったという充足感につながるのではないかしらね。
・私が老いとか死とかをテーマにした取材を受けるメリットはどこにあるの?あなた方のメリットはわかるの。えっ、私の話で救われる人がいるって?それは依存というものよあなた。自分で考えてよ。
などなど
読んでて痛快でどこにも依存が無くて欲がない生き方に、本当に清々しい気持ちにさせて頂けます。そして所々耳が痛い
自分の生活や自分の始末もロクに出来ないのに
貢献貢献とか言ってる人や、自分の天命を探し続けてる人や、脳内での理想を追ってる人を見ると
地に足付けて生きたらええのにー
って何時も感じておりますが
正にこの自分の始末が出来てこそ、大人というものだっ!と強く思いますよ
私も依存が無いので、最後まで自分の始末を自分でやって今日用がある事を神様に有り難く想い、毎日心が喜ぶ事をやって今日を生き切る
これが大人の生き方だと思いまする
この本は60代以上の方に圧倒的に売れてるらしいのですが、その年代に入ると人生の始末の仕方についていろいろと考え始めるからかもしれません。
ですが、年齢に関係なく「始末する」という事は生まれてからずっと考えながら生きていくべき事なので、どの年代の方にも心に響く良書だと感じました。
この本は折に触れ人生を通して繰り返し拝読したい本だと思います
というわけでこの「令和占い」発売前にも関わらず多方面で反響大きくて、私取材依頼や出版依頼が殺到しており、またまたびっくりぽんなうです
くくりとほどきを早々にしといて良かった(笑)
まだご注文頂いて無い方は是非!
令和が始まる前の最後の平成の間に、次の御世の予測を立てて、スタートダッシュを切って下さいね
何時もありがとうございます
皆様が大好きです!
中井耀香