新嘗祭にはご飯を食べよう!

皆様こんにちは

中井耀香です

本日11月23日は神宮にて新嘗祭を天皇陛下が執り行ってくださいます。

天皇陛下が，神嘉殿において新穀を皇祖はじめ神々にお供えになって，神恩を感謝された後，陛下自らもお召し上がりになる祭典。宮中恒例祭典の中の最も重要なもの。天皇陛下自らご栽培になった新穀もお供えになられます

（宮内庁HPより）

今上天皇が祈られるのは今回が最後となります

平成最後の新嘗祭ですね

ここで１つ、たまに「平成天皇」と書いている無知な人を見かけますが、元号＋天皇と御呼びするのは、天皇がご崩御された後です。

まだご存命でそれもまだご即位中にも関わらず「平成天皇」と言ってる人はとても不敬であると同時に、陛下に対しての呪詛にもあたりとても怖いことです。

ので、無知から言ってるのか、わざとそれを判ってやっているのかはわかりませんが、そういう人には注意が必要です。

とても影響力があるにも関わらず、平成天皇と言ってる人を見かけますが、真意がどこにあるのかな？といろいろとうがって視てしまいます

伊勢の神宮では外宮、内宮ともに１１月２３日～２９日まで

新嘗祭が行われます

神宮HPこちら

新嘗祭が行われる１１月２３日は明治６年に祭日となったのですが、戦後、神道と結ばれる祭祀行事と切り離すために「勤労感謝の日」としてしまったのです。

なので、本日は勤労感謝の日よりも

「新嘗祭」の方が本筋なのです

新嘗祭は日本書紀にも登場するくらい古く、

宮中祭祀の中では特に重要なものです。

本日全国の神社でも新嘗祭を行っています。

新嘗祭は

夕刻(18時)と暁の刻(23時)に宮中の

「神嘉殿」にて執り行われます。

天皇陛下は８０歳を過ぎた頃より、夕の儀の後半に出席されて、暁の儀は掌典長が代拝されるそうです。（昭和天皇は69歳の時にそうなされたご様子）

当然御神前なので暖房などなく、絹で折られたとても重い御祭服（ごさいふく）のご装束を86歳の陛下が纏われて神に豊穣の感謝とともに、国民である私たちが食べ物に困ることがないように祈りを捧げて下さるのです。

（今はご高齢の陛下のお身体を心配されて30分短縮されてる様です）

生きることは

食べること

です。

国民が飢える事がないように陛下が祈って下さっているからこそ、私たちには豊かな食べ物で溢れた日本で暮らしていけるわけです。

なんとも有り難いことです

『日本書紀』に天照大御神が斎庭ゆにわの稲穂を天孫瓊瓊杵尊ににぎのみことに授けられたことが記され、そこに日本の始まりが位置づけられることは大きな意味を持ちます。

（神宮HP）

稲と日本人は天孫の時代より切っても切れない深い繋がりがあるのです！

天照大神さまが、私たち日本人が食べ物に困らない様にと、『稲魂』を天降らして下さったことで、日本中で稲が取れる様になって、餓える事なく栄養素たっぷりのお米のお陰で健康に生きて来れたことを忘れてはイケナイのです。

日本人の御米離れが言われて久しいですが

減反などして、どんどん日本から田んぼがなくなると地球が砂漠化するのです。

田んぼがなくなると温暖化も加速するのです

だからみんなでお米を食べて田んぼを増やさないといけないのです！

お米は日本人の心を作るソウルフードです。

「糖質制限」とか言われて炭水化物を抜くようにいう人がいますが、あれはとても危険です

そして、お米はただの炭水化物ではありません！

農林水産省のHPには

お米には血や筋肉など身体形成に必要なたんぱく質の他にもビタミン・ミネラルも多く含まれています。つまりお米はとても栄養バランスの良い食べ物なのです。

私たちが活動するために十分なエネルギーを得て、健康的な毎日を送るためには、お米を中心としたバランスの良い食事を取ることが大切です。

「ごはんは太る」は誤解です

そういうと「ごはんを食べると太るのではないか」と心配する人もいるのではないでしょうか。

ごはんは、小麦などの粉からできているパンや麺類と違って、粒のままで摂取するため、パンや麺類より、ゆっくりと消化・吸収されていきます。そのため、(1)おなかがすきにくく、腹もちがよいことから間食が少なくなる、(2)体に脂肪を溜めるホルモンの分泌がゆるやかで、それに起因する体脂肪の蓄積が抑えられる、といったメリットがあるのです。

こうしたことから、ごはんは太りにくく、健康によい食べ物だといえるのです。

と書かれています！