こんにちは!
ようじょうくんです😊

 

10月になり、朝晩は少しずつ涼しくなってきましたね。

「手足が冷たくて困る…」という人もいれば、

「まだまだ暑くて汗をかく!」という人もいます。

なかには、

「足は冷たいのに、顔はほてる」

という方もいるのではないでしょうか?

 

同じ季節なのに、どうしてこんなに感じ方が違うのでしょう?

実は東洋医学には、体の状態を考えるための便利なモノサシがあります。

それが今回のテーマ、

「寒熱(かんねつ)」

です!

今日は、東洋医学で考える「寒」と「熱」について、ようじょうくんと一緒に学んでいきましょう😊


 

 ■ 「寒熱(かんねつ)」って何?

 

東洋医学では、体の状態をさまざまな角度から観察します。

その一つが「寒熱」です。

簡単にいうと、

寒(かん)=冷えの性質が強い状態

熱(ねつ)=熱の性質が強い状態

という見方です。

ただし、ここでいう「熱」は、必ずしも体温計で測る発熱のことではありません。

例えば、体温が正常でも、顔がほてったり、口が渇いたりすることがありますよね。

東洋医学では、そうした体の変化も含めて「寒熱」を考えていきます。

 

 ■ 「寒」の状態って?

 

東洋医学で「寒」の特徴として考えるものには、

・寒がりで温かい場所を好む

・手足やお腹が冷える

・温めると楽になる

・冷たい飲み物を好まない

・尿の色が薄く、量が多いことがある

などがあります。

例えば、

「お腹が冷えると調子が悪くなるけど、温めると楽になる」

という場合は、「寒」というモノサシから考えることがあります。

ただし、手足が冷たいという症状だけで、必ず「寒証」と判断するわけではありません。

ほかの症状も合わせて考えることが大切です。

 

 ■ 「熱」の状態って?

 

一方、「熱」の特徴として考えるものには、

・暑がりで涼しい場所を好む

・顔が赤くなったり、ほてったりする

・冷たい飲み物を欲しがる

・口が渇く

・尿の色が濃くなることがある

などがあります。

「体が熱っぽい」「冷たいものが欲しい」といった変化も、東洋医学では熱の性質を考える手がかりになります。

ただし、これも一つの症状だけでは判断できません。

また、実際に発熱がある場合には、感染症などの病気が隠れていることもあるため、東洋医学の寒熱だけで判断しないようにしましょう。

 

 ■ 冷え性なのに、顔はほてる?

 

ここが東洋医学のおもしろいところです!

「足は冷たいのに、顔だけ熱い」

「寒がりなのに、寝るときは足がほてる」

こんなこともありますよね。

東洋医学では、体の上と下、表面と内部などで、寒熱の現れ方が異なる場合もあると考えます。

また、体をうるおし熱を抑える働きが不足することで、ほてりが現れるという考え方もあります。

つまり、

「冷えているから寒」「ほてっているから熱」と単純には決められない

ということです。

体全体を観察して、その人の状態を考える。

これが東洋医学の大切な特徴なんです。

 

 ■ 寒熱を知ると養生も変わる!

 

では、寒熱というモノサシを、毎日の養生にどう生かせばいいのでしょうか?

 

例えば、冷えを感じる方なら、

・衣服で上手に保温する

・温かい食事を取り入れる

・軽く体を動かす

といった工夫ができます。

 

一方、暑さやほてりが気になる方なら、

・室温や衣服を調整する

・こまめに水分を補給する

・無理をせず休息を取る

といったことも大切です。

ただし、冷えを感じる人は全員温めればよい、ほてる人は全員冷やせばよい、というわけではありません。

症状が続く場合や強い場合には、原因を確認することも必要です。

 

 ■ 同じ症状でも、養生が違う?

 

例えば「お腹の調子が悪い」という場合。

冷たいものを食べると調子が悪くなり、温めると楽になる人もいれば、熱感や口の渇きなどを伴う人もいます。

東洋医学では、こうした違いを観察して、体の状態を考えます。

だからこそ、

「同じ症状でも、養生や治療の考え方が違うことがある」

のです。

これは鍼灸や漢方を理解するうえでも、とても大切なポイントです。

 

 ■ 今日の東洋医学のモノサシ

 

今回覚えてほしいのは、

「寒熱(かんねつ)」

という言葉です!

寒=冷えの性質

熱=熱の性質

そして、もう一つ大切なのが、

「寒熱は、体の状態を考えるためのモノサシ」

だということ。

気温だけでなく、自分の体がどんな状態なのかにも目を向けてみましょう。

「今日はいつもより冷えるな」

「最近、顔がほてりやすいな」

そんな小さな気づきも、養生の第一歩です😊

次回は、ツボの実践編!

「10月の養生に取り入れたいツボ」

をご紹介します。

ようじょうくんと一緒に、毎日の小さな養生を続けていきましょう!