2026年7月22日(水) vol.194

 

こんにちは、健康好きな「ようじょうくん」です。今回もみなさんの健康に役立つ情報をお届けします。

 

これまで、東洋医学の健康のモノサシとして、 私たちの体を構成する「気(エネルギー)」「血(栄養)」「水(うるおい)」についてお話ししてきました。

そして前回は、それらを作り出し、蓄え、コントロールする仕組みとして 東洋医学の基本である「五臓(ごぞう)」を紹介しました。

今回はその続編として―― 

五臓とセットで体を支えているもうひとつの大切な仕組み、 「六腑(ろっぷ)」について、わかりやすくまとめていきます。

 

 

 六腑とは?

 

五臓が「ためる・作る」役割だとすれば、 六腑はその反対で “流す・通す・排出する” 役割を担っています。

東洋医学では、体の中をめぐる気・血・水が どこで滞っているのか、どこで流れが悪くなっているのかを知るために この六腑の働きをチェックします。

 

六腑は次の6つです。

  • 胃(い):食べ物を受け取る

  • 小腸(しょうちょう):必要・不要を仕分ける

  • 大腸(だいちょう):不要物を体の外へ出す

  • 胆(たん):決断力・気力を支える

  • 膀胱(ぼうこう):体の水を集めて排出する

  • 三焦(さんしょう):気・血・水を全身に巡らせる

五臓が「内側の働き」だとすれば、 六腑は「通り道・流れの管理」とイメージすると分かりやすいです。

 

 あなたの不調の原因はどこから?

 

「最近胃が重い…(胃の働きが低下)」 「むくみやすい…(膀胱の水の処理が弱い)」 「なんとなく全身がだるい…(三焦の巡りが停滞)」

このように、六腑のどこで“流れのトラブル”が起きているかを見つけることで、 不調の原因がより具体的に分かるようになります。

原因が分かると、 「胃が疲れているから、今日は温かいものを食べよう」 「膀胱が弱っているから、下半身を冷やさないようにしよう」 というように、ピンポイントで効果的な養生が選べます。

 

  • 胃:受け取る

  • 小腸:仕分ける

  • 大腸:出す

  • 胆:決断する

  • 膀胱:水を捨てる

  • 三焦:巡らせる

五臓と六腑はセットで働いているため、 どちらか一方が疲れると、もう一方にも影響が出ます。

ぜひ今日から、 「流れのサイン(六腑)」にも耳を傾けてみてくださいね。