2024年3月13日 vol.76
健康好きな「ようじょうくん」です。
今回は、これまでにお伝えした漢方薬のまとめをしていこうと思います。
今回のテーマは、
肩こりと漢方薬
今回は、寒かったり暖かかったりと三寒四温で体の筋肉が硬くなることによっておこる肩こりについて
復習ついでにまとめてみたいと思います。
肩こりは、筋肉の緊張によって起こります。
筋肉の緊張は、その筋肉に対しての血流が足りておらず筋肉の伸び縮みがしにくい状態です。
また冷えによっても血流が悪くなり肩こりにつながります。
そのような状態を改善させる漢方薬をまとめていきたいと思います。
・葛根湯(かっこんとう):体の筋肉の緊張を緩める働きがあります。
肩を触ったときにざらざらしているときなどにお勧めです。
・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん):手足が冷える方の肩こりに向いています。
ホルモンバランスの乱れなどでイライラしたりがある方にお勧めです。
・芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう):急な筋肉の緊張に向いています。
例えば寝ちがえなどの時に血行よくしていき痛みを軽減させます。
・桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう):冷えにより関節が痛むような症状に向いています。
炎症がある方にお勧めです。
※漢方薬を使用の際には、医師、薬剤師または登録販売士に相談してください。
(注意する方)①医師の治療を受けている方②妊娠の可能性がある方、妊婦③体の虚弱な方
④胃腸の弱い方⑤発汗が著しい方⑥高齢者
服用後に、かゆみや吐き気、倦怠感などの症状が出た際には、直ちに医師の診察を受けてください。