お面取り締まり委員会
世界を席巻するジャパニメーション
日本の漫画、アニメが、海外でも人気を博しているという話題を時折聞きますが
やはり、先々の風土風習に合わせて
『ポケットモンスター』が海外では『Pokémon』に変わるように、幾らかの改変が加えられることもあるようです
一部事情通からの情報によりますと
西洋の「オバQ」は、こういう感じだそうです
たしかに、日本のお化け、幽霊のイメージとは違って
向こうのモンスターは、首なしの騎士とか、船自体が幽霊船とか、とても武骨な感じですから
それはさておき
夏祭りシーズンも終わり、今度は秋祭りですが
今年も我々はパトロールに余念がありませんでした
一般客に紛れて覆面捜査官たちが祭りに潜入していたのです
取り締まるべくは
『お面が「お面」じゃない問題』
これがいわゆる普通の「お面」
このように「お面」とは、その名の通り、
漫画アニメの登場人物、キャラクターの
「顔面」をかたどったものです
それが近年、おかしなことになっておるのです
パトロールを続ける我々の捜査網に
「お面」ならざるものたちが
今年も引っかかりましたよ!
「お上半身」ですよ!
たしかに、この赤い生き物の相方は、すぐ
「チャレンジ」したがる、ので、隣で
「アワワワ、ガチャピン!」
みたいなリアクションしている面に、したかったのでしょうが
これはいけません
「開いてる?」
ペリーの「お面」が
こうなってるのと同じことです!
そんな中、海外支部のブライアンから、重大報告があるとのこと
「ブライアン、何があった?」
「…いいニュースと悪いニュースがある」
「じゃあ…、いいニュースの方から…」
「我々、英国お面捜査部は、ついに、きかんしゃトーマスの「正しいお面」の入手に成功した!」
これが「お面」ですよ
夜店で売っとるアレは「お車体」ですから!
「で…悪い方のニュースとは?」
「これを見てくれ」
これはひどい!
もしくは、オバQの着替えの方の服ですよ
いや待て…、
英国お面捜査官のブライアンが海外で見つけてきたというのなら、この「お全身」は…
ちびっ子が、この「お全身」をつけることにより
顔が日本のお化け
その下の、肩から下の残りのボクの体が
西洋のお化けになっている!
という、和と洋のゴースト夢の共演、が出来る「お面」ということなのでは⁉︎
ちなみに、正しいトーマス面の余った車体の部分を使うと
「正しいお面」部分が分かります
これでキミも、覆面お面捜査官だ!
遊戯の始末
昨日の記事(次のページの)『遊戯の準備』の続きです
その家の前まで直接行っても
赤ちゃんがいるのか、いないのか確かめられます
「なかよしチップ」も、もらえます
クマの子ども「…いない」
途中にある「?」に停まったら、ハプニングカードを1枚めくります
すると、色々な指示が書いてあるので、これを利用して他のプレイヤーを妨害したり
学校、広場、農園に立ち寄ると「なかよしカード」をめくれます
これで
家の前まで行かなくても「なかよしチップ」を集めることが出来ます
赤子の家を見つけるのに加え、この「なかよしチップ」を全員分集めるのが大変なんじゃないか?
と思ったら
さらに、なんと
前の人の所持している「なかよしチップ」の中から好きなものを奪えるのです!
「赤子がいたぞー!」
ゴールした人は大きい声で言いましょう
だそうです
説明書の最後に、勝つためのアドバイスが載っていました
他のプレイヤーが、家を下から覗いているところを、よく観察するのがゲームの肝だというのです!
そこまでして、森の仲間たちを出し抜いてまで駆けつけなければいけない誕生祝い、とは何でしょう?
よく「シルバニアファミリー」というのを
「ファミリー」の部分とかけて
あたかもマフィアのファミリーのように例えたり、パロディにしたりするのがありますが…
生まれるまでは、子どもたちにも隠されていた妊娠
ふたごの、と言ってはいるが、果たして同じ種族なのか、よくわからない赤ちゃんの写真
ルーレットの下には、ベッドに横たわる完全に種族の違う赤子
いち早く祝い事に駆けつけなければいけないのだが
その行程で「なかよし」という名のチップを奪い合わせ
さらには、赤子の生まれた家の「なかよしチップ」は手に入れなくても良い、という謎の掟
『ふたごの赤ちゃん、どこで生まれたの?ゲーム』
というタイトルも、少し引っかかっていた
『赤ちゃん生まれたよゲーム』でいいのに
やはり、生まれたのが双子だった、というのが
ファミリーの間に、何か重要な意味を含んでいるとしか思えない
後継者問題
生まれたのが双子、これはもう、跡取り問題で、二派に分裂する未来は確定
それに加え
どこで生まれたの?
本家か分家か、はたまた…
何というゲームだろう
しかもなんと
ゲームをするたびに、ゴールが変わる⁉︎
『ポートピア連続殺人事件』より前に
『シルバニア後継抗争事件』が取り入れてたんですね!
遊戯の準備
入るたびに、地形が変化する「不思議のダンジョン」シリーズのように
準備に入りましょう
シルバニアファミリーを持っていなくても遊べる駒
全部の家に入れて、よく混ぜます
自分の駒を、好きな「ゆきさきチップ」の上に置いたらゲームスタートです
「何ぃ!となりの家⁉︎」
こうやって、ヒトの家を覗いて、ベッドに赤子がいるかどうか探るのです
なんとここで
やるたびに、犯人が変わる『ポートピア連続殺人事件』
市場に出回っていないが、実は既に開発済みで
地下室で迷っているうちに飽きちゃったり
『さんまの名探偵』をやり始めてしまったり
「こめいちご」という言葉に
家庭科の調理実習で、家からビニール袋に入れた米を一合ずつ各自持って行く時に、ランドセルに無造作に入れたせいでビニール袋が破れ、米粒まみれのランドセルの中を、他の人たちに見られないよう、ひた隠し
「米、持ってくるの忘れましたー」と言って、調理実習の授業では、おかずだけを食べ
その後しばらく、授業中に教科書、ノートの間に挟まった米粒を見つけるたび、自己嫌悪に陥った小5の秋を思い出したりして
犯人にたどり着くことなく時効を迎えてしまった
そんなヘボ刑事プレイヤーたちに限定でプレゼントされた
などという嘘くさい情報を入手した我らが取材班
これは是非
「ヨージのゲーム実況」
で取り上げようと、捜索の旅に出た中で
期せずして出会った、これまた殺伐とした探偵ゲームを今日は御紹介したく思う…
今日みんなで遊ぶのはこちら!
と書いてありますが、説明書を見ると
「だれが一番はやくふたごの赤ちゃんのお家に行けるかを競います。」
個人戦なのです
森のなかよしたちがはらっぱで遊んでいたはずなのに…
ゲームの目的は
他のプレイヤーより先に
1.ふたごの赤ちゃんの生まれたお家を探しだして
2.さらに「なかよしチップ」を集めてから、
その探し当てた、ふたごの赤ちゃんのお家に行くとゴール
にわかに探偵色が濃くなって来ました
空のベッドのカードを
中に一枚ずつベッドのカードを入れます
ボードの上に家を並べ
その前に、その家に住んでるプレイヤーの顔写真のチップ(これが「なかよしチップ」)を置き
そのほかのカード類も所定の場所に置きます
赤ちゃんの生まれた家と、それ以外の家は
それぞれのプレイヤーの家だったのです
つまり、自分家で、ふたごの赤ちゃんが誕生したのに、小鳥に言われるまで知らなかったプレイヤーがいるのです!
ファミリーとは何でしょう?
「わたしの、ゆきさきは…、ボート池ね」
最初は、必ず「ゆきさきチップ」に書かれている場所を目指します
ルーレットを回して
何か、ふたごの謎と関係しているのか⁉︎
と思いましたが、全く関係ありませんでした
ボードの周りに置いて、近くにあるルーレットを使いましょう、という親切設計
ボート池に着くと「どこで生まれたの?」カードを1枚めくれます
「ガセネタじゃねーか!」
なんとここで
「一回の記事に載せられる写真の枚数は15枚までです」
の表示が出てしまいました
次の記事に続きます
次の記事は…明日、朝9時頃更新の予定
なぜなら今からバイトだから