情報公開が進むご時世ですが、「死刑」ということに関してはそうはいかないようです。明らかになっていることはとても少ない。なので芝居創りの為にいろいろ調べるうちにわかってきたことの一つに、この死刑に関する情報の閉鎖性は一般に対してだけではないようだという事。
つまり 拘置所間の横の繋がりというか、情報公開がないようなんですね。
例えば 執行ボタンの数も 3つ と一般的にはいわれているけど、5つ というところもある。
ボタンを押す指も大抵は人差し指なのだけど ある拘置所では親指で押す事になっていて、そこでは死刑囚の人の事を親指立てて「これ」というのが通例なのだ、とか。

目を逸らしがちな「死刑制度」という問題をいろんな観点から考える日々です。


共演:堅山君と。