師走です。そうでもないようでそれなりにバタバタしてますね。
すっかり寒くなり、愛犬との朝の散歩も身が引き締まります。


ペイサーズ(ジャックラッセル・テリア)

さて、今年はどんな年だったか?

舞台では 座 高円寺にはじまり、そして終わった年でした。
 
「国語の時間」で始まり、最後のステージは朗読の「ブーツ・オン・ジ・アンダーグラウンド」だった訳で。
「国語の時間」は劇団、作家、演出家、共演者、劇場、すべてにおいて初めてずくしでしたが本当にすばらしい作品造りに参加できたすばらしい一年のスタートでした。

春には「道玄哀歌」(宇田川心中)で釜山へ。これで二年間で韓国3都市に行ったことになりますね。
今年は「釜山国際演劇祭」に招待されての公演ということでVIPもお越しになり充実した公演になりました。帰国して池袋での凱旋公演、東京のお客様には久しぶりに観ていただけて嬉しかったなぁ。 初演3時間30分、昨年のソウル・束草バージョンが2時間、今年が2時間30分と
進歩し続けているこの作品、まだまだ続けていきたい作品です。

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11月の「声をひそめて」はいい意味で、そしてあらゆる面で「しんどい」芝居でした。
わかれば分かるほどつらくなるシリアの現状、「ドキュメンタリーシアター」という相手役不在の台詞。演劇の可能性や使命といったことまでも考え直すいい機会となりました。
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声の仕事としては富山県高岡市に出張して公開録音「耳で楽しむ藤子F不二雄の世界」は
素晴らしい共演者に恵まれました。ピアノの西村由紀江さん、中条アナ、そして 石田太郎さん、、、 その後NHKの廊下でお会いして富山の思い出話をした直後に天に召されてしまいました。あらためてご冥福をお祈りします。

ETV特集「僕は忘れない 瀬戸内 ハンセン病療養所の島」 は大きな反響を呼びました。
視聴者の方の声が沢山NHKに寄せられ、年末に再放送ともなりました。

もちろん他にも充実したいい活動ができた2013年、来年も更なる飛躍を遂げる年にしたいものです。