山梨遠征① | 関谷洋平コーチのブログ

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日頃あったことや感じたことを書いています。


【松本山雅との試合後あいさつ】


このゴールデンウィークで清水エスパルスU10三島は3・4日の2日間、U11は5日までの3日間、毎年行かせてもらっている山梨県に遠征に行ってきました。


U11はヴァンフォーレ甲府主催のヴァンタスカップに参加し、強度の高いJリーグチームや韓国のチームと対戦することができました。

U10は3日の午前中にヴァンフォーレ甲府・FCレガーレ(神奈川)・松本山雅とトレーニングマッチをやらせてもらい、午後は昨年同様にJリーグ・ヴァンフォーレ甲府vs大分トリニータの試合を観戦し、試合後は宿泊ホテルまでの行き方を選手達に調べてもらい、自分達でバス・電車を使って自力で移動してもらいました。

私もついて行きましたが、何も言わずに最後をついて行くだけで、選手たちがどのような行動や意見を出し合いながらホテルまで辿り着くかを観察していました。事前にホテルまでの行き方をちゃんと調べている選手・指示された方に何となくついて行く選手・意見が分かれた時に上手く全体をまとめようとする選手・自分の考えを曲げない選手・みんなで意見を出し合っている時に横の川を眺めている選手

など、途中分かれ道でどっちの道に進むか5分くらい立ち止まって意見交換会議(ほぼケンカ・・(苦笑))などありましたが、何とか無事夕食前にホテルに着くことができました。



【スタジアムから甲府駅まではバス移動(バス移動に慣れていないこともあり両替地獄)】

【初めて自分で切符を買う選手もいて良い経験になりました】


初日の夜は夕食後みんなでお風呂に入って、ミーティング・洗濯をして就寝となりました。

2日目はトレーニングマッチ会場のUスポーツドリームピッチまで電車で移動しましたが、昨日に引き続き自分たちで最寄りの駅・グラウンドまでの行き方を調べて移動しました。最寄駅からいきなり逆方向に向かうなど・・・多少のハプニングもありましたが、地元の人に道を聞きながら何とか到着することができました。



4日はUスポーツ・エクセルシオールとトレーニングマッチをみっちり行うことができました。

まだまだ課題は多いですが、選手たちは前向きにチャレンジしてくれています。

来週末には豊田遠征があり、高強度の試合をたくさん戦えるので、今自分たちができることをトライしたいと思います。


最後に選手たちには、まずは自分の意見をしっかりと持ち主張できるようにすること、次に自分の意見や考え方をただ主張するだけでなく、自分以外の人の意見を受け入れる心を持てるようになること、それを含めて最終的にどうしたら良いかを決められるようにしていくこと。それがサッカーにも繋がるし、これから人として成長して行くために必要なことと伝えました。

すぐにできることではありませんが、選手たちがそうなって行けるようサポートしていきたいと思います。


今回の遠征は、私にとっても過去一番と言って良いくらい「やりがい」があり、過去一番であろう「疲労困憊」な2日間でしたが、ピッチ内外で充実した時間を選手たちと共有することができました。とりあえずゆっくり休みます。