咳が止まらないので観てほしいという方でした。
夜通し苦しんだというのですが、
胸椎五番が動作の起こりはじめでしたので、咳の出方も減っているのではないですか?とお聞きしましたら、苦しみ方は減ってきたと。
整体において、風邪の動き
胸椎十番で動き出すのです。そこで、道場に入ってこられた動きで、胸椎十番で動いている方には風邪ですねとお伝えするのですが、
そして、胸椎五番に動きが移っている時ですので、自覚している為に、初期ではないのです。
そして、熱があれば、胸椎五番にきた時に、汗になっているのです。
そして、頚椎が硬直しているものなのです。
そこで、頚椎が硬直してきたのが、緩んできたら、熱も下がりますよとお伝えしました。
そして、身体というのは、37度ぐらいの微熱から、熱が出ている身体になるのです。
そこで、熱の処置をしておかないと、今度は肺炎などのような形で、変わってしまいますが、
いずれにしても、咳が止まらない時というのは、胸椎三番、四番がくっつくのです。
そして、腰椎が緩んで、風邪における熱は下がるのです。
丁寧に身体を観ていけば、風邪というのも、初期なのか、中期なのか、後半なのかわかってきます。
そして、最終的には、風邪で緩んだ身体が引き締まらないといけないのです。
そうしないと、だらだらと続くのです。
そして、後は脈を観て、後何日ぐらいで経過しますよとお伝えしますと、ほっとされるのです。
大概は、いつまで続くのかと思ってしまいますからね。
そして、熱にしても汗がきちっと出ているのか、あるいは個人における潜在体力です。
いずれにしても、きちっと風邪をひき、自然な形で経過すれば、本当の意味で免疫力がつきます。
ですから、整体指導をする者からしますと、風邪の重要性、風邪における経過という事を一番大切にしているのです。
そして、ウイルスそのものより、個人の身体なのです。